
XAMPPをインストールするには、最低限以下の環境が必要です。
OS
Linuxが完全に動作する環境
メモリ
64MB以上実装
ハードディスク空き容量
200MB以上
シェルからsuを実行して、スーパーユーザになります。既にスーパーユーザでログインしている場合は、必要ありません。
su
ダウンロードしたxamppを/optに展開します。/opt以外のフォルダに展開する場合は、-Cオプションを変更してください。以上で/opt/lamppフォルダにXAMPP Linux版がインストールされました。
tar xvfz xampp-linux-1.5.3a.tar.gz -C /opt
※注意1
XAMPPを展開する場合、tarコマンドを使って展開してください。Windowsのツールなどを使って展開すると、正常に動作しない場合があります。
※注意2
既に/optにXAMPPがインストールされている場合、上記のtarコマンドを実行すると、すべて上書きされてしまいます。
シェルからXAMPPスクリプトを使ってXAMPPを起動します。
/opt/lampp/lampp start
以下のメッセージが表示されれば、ApacheとMySQLの起動が完了しました。
Starting XAMPP 1.5.3a...
LAMPP: Starting Apache...
LAMPP: Starting MySQL...
LAMPP started.
起動スクリプトの詳細なパラメータに関しては、【スクリプトパラメータに関して】を参照してください。
Apacheが無事に起動しているか確認します。ブラウザ(ここではmozilla)を起動して以下のアドレスを入力し,Apache起動画面(図1)が表示されればXAMPPのApacheが起動しています。
http://localhost/
図1 XAMPP Apache起動画面 
シェルからXAMPPスクリプトを使ってXAMPPを停止します。
/opt/lampp/lampp stop
以下のメッセージが表示されれば、XAMPPの停止が完了しました。
Stopping LAMPP 1.5.3a...
LAMPP: Stopping Apache...
LAMPP: Stopping MySQL...
LAMPP stopped.
アンインストールは展開したフォルダを削除してください。
rm -rf /opt/lampp
XAMPPを構成するファイルは、すべてlamppフォルダに格納されています。
XAMPPを構成するファイルのうち、重要なファイルやディレクトリです。
/lampp/bin
XAMPPのコマンドが格納されています。たとえばmysqlを実行するとMySQLが実行されます。
/lampp/htdocs
Apacheのコンテンツが格納されているフォルダです。
/lampp/etc/httpd.conf
Apacheの設定ファイルです。
/lampp/etc/my.cnf
MySQLの設定ファイルです。
/lampp/etc/php.ini
PHPの設定ファイルです。
/lampp/etc/proftpd.conf
ProFTPDの設定ファイルです。(XAMPP 0.9.5以降で対応)
/lampp/phpmyadmin/config.inc.php
phpMyAdminの設定ファイルです。
各サーバのパスワードの初期設定は次のように設定されています。
+MySQL
ユーザ名 : root
パスワード : なし
+FileZilla FTP
ユーザ名 : newuser
パスワード : wampp
ユーザ名 : anonymous
パスワード : some@mail.net
XAMPPは開発環境として利用することを目的として開発されています。開発がしやすいように制限なくツールを利用することができます。そのため、デフォルトのXAMPPの設定では、非常にセキュリティーが低く設定されています。
XAMPPには簡単なセキュリティ確認ツールが添付されています。このツールにより、パスワード設定の有無やサーバ稼動状態などを確認することができます。XAMPPのApacheサーバが起動していることを確認し、以下のアドレスにアクセスしてください。
http://localhost/security/index.php
アクセスに成功すると、セキュリティ確認画面(図2)が表示されます。ステータス表示エリアには、各サーバのセキュリティの状態が表示されます。緑のマークは安全、赤のマークはセキュリティに問題があることを示しています。
図2 セキュリティ確認画面
XAMPPには対話形式でセキュリティの設定を行えるツールが添付されています。、MYSQLへのアクセス制限やApacheのディレクトリ制限などを簡単に設定することができます。XAMPPスクリプトにsequrityを指定すると、対話形式のセキュリティ設定を行うことができます。
/opt/lampp/lampp sequrity
XAMPP: Do you want to set a password? [yes]
XAMPPにアクセスする際の、パスワードを設定します。ここでパスワードを設定すると、http://localhostにアクセスする際に、ユーザ名とパスワードが要求されます(図3)。
図3 XAMPPアクセスの際のパスワード入力
XAMPP: MySQL is accessable via network.
XAMPP: Normaly that's not recommended. Do you want me to turn it off? [yes]
XAMPP: The MySQL/phpMyAdmin user pma ha no passwod set!!!
XAMPP: Do you want to set a password? [yes]
phpMyAdminにログインする際の、パスワードを設定します。ここでパスワードを設定すると、phpMyAdminにログインする際に、パスワードが要求されます(図4)。
図4 phpMyAdmin ログイン画面
MySQL has no root password set!!!
Do you want to set a password? [yes]
The FTP password is still set to 'lampp'.
Do you want to change the password? [yes]
Password:
Password(again)
Reload ProFTPD...
Done.
lamppはパラメータを指定することで、さまざまな起動/停止の管理を行うことができます。
start
XAMPPを起動します。デフォルトでは、Apache,MySQL,ProFTPDが起動します。
stop
XAMPPを停止します。デフォルトでは、Apache,MySQL,ProFTPDを停止します。
restart
XAMPPを再起動します。デフォルトでは、Apache,MySQL,ProFTPDを再起動します。
startapache
XAMPPのApacheを起動します。
startssl
XAMPPのApacheをSSLを有効にして起動します。
startmysql
XAMPPのMySQLを起動します。
startftp
XAMPPのProFTPDを起動します。
stopapache
XAMPPのApacheを停止します。
stopssl
XAMPPのSSLが有効になっているApacheを停止します。
stopmysql
XAMPPのMySQLを停止します。
stopftp
XAMPPのProFTPDを停止します。
security
簡易的な、セキュリティの設定を行います。対話形式で簡単にセキュリティの問題を解決することができます。